缶バッジを日焼けから守る話

白い壁に取り付けられた透明な壁掛けポケットに、色とりどりの缶バッジがぎっしり並んでいる写真

最初に気づいたのは、模様替えで棚を動かしたときだった。窓側に貼っていた壁面ポケットの缶バッジと、反対側の棚に置いていた缶バッジ、同じ時期に買ったはずなのに色の濃さが明らかに違う。窓側のほうが、赤系のバッジだけ心なしか白っぽい。半年ちょっとでこれなら、1年後はもっと差が開くだろうと思って、ようやく対策を調べ始めた。

まず、何が退色の原因なのか

缶バッジはブリキやアルミにインクを印刷したものが多く、直射日光に含まれる紫外線でインクが劣化する。これは印刷物全般に言えることで、缶バッジに限った話ではない。ポスターや紙モノも同じ理屈で焼ける。うちの場合、原因を「日光」に絞れたのは単純で、窓から一番近い列だけが色あせていたからだった。

これはうちの棚の一例であり、退色の速さは色素・印刷方式・日照時間によって差がある。「絶対に色あせない」対策は存在しないという前提で読んでほしい。

調べて分かった、対策の役割分担

対策は大きく2つに分かれることが分かった。ひとつは窓そのものに手を入れる方法、もうひとつは展示ケース側に手を入れる方法。遮光フィルムは前者で、窓ガラスに貼ることで紫外線そのものを減らす。Rabbitgoo・PROTEALLどちらも商品ページ本文に「UVカット」「水で貼れる・貼ってはがせる」と明記されており、賃貸でも試しやすい。

後者はUVカット表記のあるケースで、缶バッジよりはフィギュアやアクスタ向けだが、窓からの距離が近い区画には合わせて検討する価値があると感じている。ただし「UVカット」の表記があっても紫外線をゼロにするわけではなく、退色を抑えることを目的とした対策として扱うのが実態に合っている。

うちで結局やったこと

窓側の壁面ポケットの位置を、カーテンで影になる時間が長い側にずらした上で、窓ガラスにフィルムを足した。位置を変えるだけでも効果はありそうだったが、日中在宅していない日はカーテンを閉め忘れることもあるので、フィルム側でも二重に備える形にした。全部を一度にやる必要はなく、まず窓に近い列だけでも試す価値はあると思う。

紫外線による印刷物の退色は一般的な現象であり、対策は退色を抑えることを目的としたものであって、完全な防止を保証するものではありません。商品仕様(UVカット表記・施工方法)は各商品ページ本文の記載に基づきます。参照日2026-07-29。