耐震ジェルの選び方で調べたこと

ガラスケースの棚に置かれたフィギュアの台座と什器の脚に、それぞれ透明なジェルと固定具が使われている様子の写真

震度3くらいの、正直大したことのない揺れだったと思う。それでも棚の端に置いていたフィギュア1体が落ちて、台座の一部が欠けた。棚自体は倒れなかったし、他のフィギュアも無事だったのに、その1体だけが運悪く落ちた。それから、地震対策を「棚」と「個体」で分けて考えるようになった。

ジェルは小物用、固定具は什器用

調べて分かったのは、いわゆる「耐震ジェル」は主にフィギュアや置物といった小物と、棚板の間に貼って粘着力で留めるためのもので、棚や什器そのものが倒れるのを防ぐものではないという点だった。LAMPの「転倒防止用クリアミュージアムジェル」はその名の通り、美術館の展示物固定を想定した製品で、透明で目立たないのが特徴として商品ページ本文に書かれている。

一方、什器本体の転倒対策には、不動王のようなT型固定式の家具転倒防止用品が別に要る。天井や壁に突っ張る、あるいは固定するタイプで、ジェルとは役割がまったく違う。うちが落としたフィギュアは、そもそも棚自体は倒れていなかったので、必要だったのはジェルの方だった。

これらは転倒リスクを下げる工夫であり、大きな地震での転倒・落下を絶対に防ぐものではない。震度・揺れ方・什器の設置状況によって効果は変わる。

うちでやった優先順位

結局、まずジェルを、棚の端に置いている個体から順に貼った。奥の個体より、落ちたときに被害が大きい端・上段を優先した形になる。什器本体の固定は、賃貸の壁を傷つけない突っ張り式のものを探している途中で、今のところガラス什器の重さそのものが安定に寄与している状態にとどまっている。全部を一度にやる必要はなく、被害の大きそうな場所から手をつけるので十分だと思う。

耐震ジェル・什器固定具はいずれも転倒リスクを下げる工夫であり、絶対的な安全を保証するものではありません。製品の役割・仕様は商品ページ本文の記載に基づきます。参照日2026-07-29。